とにかく人手不足なんだよ。
募集しても人が来ないんだよ。
最近は特に多くの会社社長からこんな話をよく聞くようになりました。
- 大企業に人を取られている(中小には人が来ない)
- 他の会社の方が給料が高いから、うちには応募がこない
- 採用してもすぐ来なくなるから、また募集しないといけない
- とにかく応募しても人が集まらない
- この地域の人間はすぐに辞めてしまう
ただ、個人的には少し違う考え方をしています。
採用が上手くいかないのを外部(同業他社の方が給料が高い、うちは規模が小さい、だから良い人から応募が来ない、採用してもすぐ辞める)のせいにばかりする会社は、おそらくずっと上手くいかないと個人的には思っています。
多くの会社は、外部のせいにしている
これまで、いろんな会社に対してこのような説明をしたのですが、9割の会社は
「そんなこと言っても実際は難しいんだよ」
「そういう風にやってるつもりなんだけど、上手くいかないんだよ」
「最近の若者はすぐ辞めるんだよ」
「とにかく良い人が来ないんだよ」
言い訳ばっかりです。
私からすれば、
飲食店の経営を失敗した人が、「飲食店は、ライバルが多いから~」
と言ったり
IT企業の経営を失敗した人がが、「この地域ではITの仕事が少ないので仕方ないから~」
と言ったりしているのと同じだと思います。
飲食店だから上手くいかないのではなく、その人のやり方が間違っているだけです。
飲食店で成功している人はたくさんいます。
IT企業の経営に失敗したのは、この地域が悪いのではなくやり方が間違っているだけです。
同じ地域でも、業績を伸ばしているIT企業は確かに存在します。
採用も同じで、採用が上手くいかないのは、単に「会社内部に問題がある」か、「やり方を間違っている」からです。
同じ境遇にある会社でも、人材に困っていない会社はたくさんあります。
この点を認めない会社は、ずっと採用で悩まされるはずです。
ずっと、言い訳をし続けて、永遠に改善されることはないのです。
まぁ、常に人が足りていない会社には、こんなことを言っても全く手ごたえがないんですよね。(悲しいかぎりです)
って、この考えも人のせいにしてますね。。。いかんいかん。
この場合、「どのように伝えれば、会社の社長が納得して内部を改善してくれるか」と考えるのが正しいですよね。
内部を改善し、採用を改善して成功した会社は実際にある
当事務所のお客さんでも、同じように人材に恵まれず、常に人のトラブルを抱えている会社がありました。
「採用方法を改善した方が良い」と何度も伝えたのですが、日々の忙しさもあり重い腰を上げてくれませんでした。
しかし、会社のサービスの質とスピード向上に力を入れたくても、そのたびに人のトラブルに見舞われたことで、ついに社長がやる気になり「採用の改善」を実施することになったのです。
結果どうなったかと言いますと、社長のこの一言に尽きます。
「明らかに応募者の質が変わって、かなり気合の入った方々が応募してくるようになりました。」
「先生の戦略はあっていたものと思われます。流石ですね!」
今までは、
微妙な応募者の中で、どの人が少しでもマシだどうかと悩んでいたのが
採用の改善後は
多くの良い応募者の中で、合格レベルを超える人が数人もいる。この中から数人を落とさないといけない。どうする?
という嬉しい悩みに変わったのです。
具体的に、何を改善したのか?
これが一番気になることだと思います。
でも、ごめんなさい。。
それは、当事務所の顧問先にのみ公開していますので、このブログでの公開はできないんです。
詳細を知りたい場合はご契約いただくか、ご自身で時間をかけて研究していただくかどちらかになります。
どちらにせよ、現状を変えるのは行動しかありません。
とにかく、行動に移しましょう。