「求人を出しても、全然応募が無いんです!」

 

最近こんな相談が増えてきました。

 

世の中全体が人不足になってきて、完全な売り手市場へと変わってきたこともその理由の一つです。

 

 

今まで採用改善に力を入れてこなかった会社は人材の取り合いに負けているわけです。

 

 

そんな時に、応募者を増やそうとして、ついやってしまいがちなことがあります。

 

 

それは、手っ取り早く応募者を増やそうとして、求人サイトにちょっとしたウソを書くということです。

 

 

例えばこんな記載

 

「働きやすい職場環境」

「繁忙期を除いて定時退社!」

「ここ1年の社員定着率90%以上!」

 

 

ある程度のライティングテクニックを使って上記のようなことをPRすれば、応募者は確実に増えます。

 

 

そのためか、こんなウソを書いている会社をちらほらと見かけるようになってきました。(求人サイトの運営側が、そんなアドバスでもしているんでしょうか?)

 

 

そして実際に、こんなウソでも応募者は来ているようです。

 

 

確かに、働きやすい職場環境が整っていれば定着率も上がりますし、それをPRすることで応募者も増えます。

 

 

 

しかし、実際のところは・・・・。

 

 

定着率90%と言っておきながら、入社した人の50%ぐらいが3ヶ月以内に退職、更にそのうちの20%ぐらいが2週間以内に退職。

 

 

どんどん辞めていくので、補充するためにまたウソのPRをする。

 

 

新しく入社した人は、求人情報と現場とのギャップに驚く

 

 

そして、また辞めていく。

 

 

元々いた社員も人材が定着しないので、教育業務に疲れて辞めていく。

 

 

そうです。求人情報でウソを書くと離職率が上がるんです。

 

 

まぁ、当たり前ですよね。ギャップがあるんだから。

 

 

そんな短絡的な考えで採用が改善できるわけがないんです。

 

 

採用の改善には時間がかかる!

企業の採用を改善するには、社内の改革(社員満足度の向上など)も含めて、多くの事に取り掛かる必要があるので、ある程度の時間と労力がかかります。

 

簡単ではないです。

 

 

しかし、一つずつ確実に改善していくと確実に結果が出ます。

 

 

一つずつやっていくと聞くと遠回りのように感じますが、実は一番の近道だったりするんです。

 

 

短絡的な手段だと、短期的には応募者が増えますが、離職率はどんどん増えていくわけなので、進化どころか退化していますよね。

 

 

ウソなんかつかずに正しいやり方をコツコツと実施していきましょう。それが近道です。

 

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