労働関連法務のプロである社会保険労務士が、是正勧告への対応をお手伝いします。
現在の問題を解決することはもちろん、将来考えられるあらゆるリスクについて対応を行い、会社も社員にも納得いただけるような対応を心がけます。
実際によくある例なのですが、残業代未払いの是正勧告を受けた会社の社長によくこのようなことを言われます。
「今回の是正勧告に対応さえしてくれればいいから料金を安くしてよ!」
是正勧告に対してその場しのぎさえしてくれればいいという考えと、費用を抑えたいという二つの考えからだと思いますが、果たしてこれで良いのでしょうか?
ここではっきりと断言します!
是正勧告や是正指導を受けたというこは、社内での労務管理に不備があったということです。今までと同じ労務管理を続けていては、必ず同じ問題が発生します。
労務管理を軽く見ている会社は将来同じことを繰り返すことになり、その問題が大きくなることにより、必ず衰退します。
理由は
1.社員を軽く見ている会社が成長し続けることはできない
2.単に問題を先送りしているだけであること
3.将来同じ是正勧告を受けて過去の未払金の支払い命令が出ること
4.最悪の場合、上記未払い金の支払いで倒産寸前になる
5.そのような会社の従業員は定着率が著しく低いこと
他にも理由はたくさんありますが、上記の理由だけでも会社が衰退するのは火を見るより明らかです。
それではどのように対応するのが良いのでしょうか?
それは、この是正勧告や是正指導をきっかけとして、日々の労務管理について社員を正面から向き合って話し合いをし、とことん意見を交換し、これからは会社と社員が協力して会社全体を良い方向に持っていくという取り組みを行うのです。
そうすることで、会社は必ず良い方向に向かいます。おのずと社員のモチベーションも上がり、会社の業績に大きな影響を与えることになります。
当社ではそのように是正勧告や是正指導に対応するのがベストだと考え、将来会社が良い方向に向かうような対応をアドバイスいたします。
是正勧告、是正指導対応のご依頼の流れ
ご依頼から是正報告まで、約1~3ヵ月程度、特に大変な案件では6ヶ月~1年で作業完了します。。
大まかな流れは。以下のような感じになります。
是正勧告、是正指導の内容を確認
●事前打ち合わせ
是正勧告や是正指導が出るまでのいきさつや、その内容について詳しくヒアリングします。
その際には、会社にとって都合の悪いことも含めて全てお話ください。隠し事があると正しい対応ができなくなるためそのようにお願いしています。
●担当の監督官との面談
労働基準監督署や労働局の担当監督官と当社担当者が面談へ行きます。
この際に、ご依頼者と担当監督官の考えにどのようなずれがあるかなどをチェックします。
小さな指導に対する是正を行う
●簡単に対応できる内容を先に対応する
時間外労働の協定書が提出されていなかったなど、他の内容に比べて簡単に対応できる部分から対応を始めます。
●一部分の是正報告書の提出
他の対応に時間がかかる場合は、比較的簡単に出来る部分についてのみ先に是正報告をします。
合意内容に沿った対応
●従業員との合意内容の実現
従業員との合意内容を実現するべく対応を進めます。就業規則の変更が必要な場合は変更に取り掛かるなどその対応を進めていきます。
●是正報告の届出
全てがまとまり、是正の完了にめどがついたら、是正報告書と添付書類を作成し、是正報告を行います。
依頼料金
●是正勧告、是正指導対応の料金
是正勧告、是正指導対応の内容は、どのような是正勧告、是正指導が行われたのかという事実、会社の規模、職種、対応に必要な期間によって大きく異なります。
そのため、この場でズバリの金額を明示することができません。(目安としましては、是正報告にかかる期間1ヶ月あたり10万円~20万円ほどです。)
お見積、初回の打ち合わせは無料ですので、まずはご連絡ください。